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12月3日非常戒厳令で「夜間外出禁止」、42年ぶりに復活を検討していた
「12月3日非常戒厳令」を主導した容疑で拘束されているキム・ヨンヒョン元国防部長官が、全国民の夜間外出を禁止する案を検討していたことが、16日に明らかになった。
報道を総合すると、キム元長官は尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に報告した戒厳司令部第1号布告令案に、具体的な時間は定めずに「夜間外出を禁止する」という条項を盛り込んでいたとされる。
キム元長官は、朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領が死亡した翌日の1979年10月27日に発令された「布告文」などを参考にしており、そこには「夜間外出禁止は22時から翌4時までとする」という条項が含まれていた。夜間外出禁止(通行禁止)は1982年1月に廃止されている。
ただし、今回の戒厳布告令には夜間外出禁止の条項は含まれなかった。キム元長官は検察特別捜査本部(パク・セヒョン首都高等検察庁長官)での取り調べで、「尹大統領が夜間外出禁止の項目を削除するよう指示した」と証言したとされる。
法律界では、キム元長官が非常戒厳令を発令した後、市民の夜間集会を防ぐためにこの措置を検討したのではないかという見方が出ている。実際、今回の布告令には「国会や地方議会、政党の活動や政治的結社、集会、デモなどすべての政治活動を禁止する」という条項が含まれている。
キム元長官はこの日、検察の出席要求に応じないことを決めた。キム元長官側は「検察が犯罪容疑と関係のない質問をし、違法な捜査が行われている」と主張している。
15日には弁護士が取材陣に対し、「キム元長官は戒厳令発令に関する大統領の判断に同意しており、戒厳法第2条第6項に基づき、国防部長官として自分が(戒厳令を)提案したと一貫して証言しており、この立場には全く変わりはない」と述べた。
キム元長官は非常戒厳令が発令された5日後の8日に自ら検察に出頭し、緊急逮捕された。そして、刑法上の内乱重要任務従事および職権乱用の容疑で10日に拘束された。
引用元記事:https://theqoo.net/hot/3532033722?page=4