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韓国と米国の人工知能（AI）技術レベルの格差がなんと450年近く開いているという分析結果が出た。AIが国家と企業の生存を決定する戦略兵器として急浮上したが、現時点ではAI覇権国である米国に追いつくことが不可能なほど差が大きくなったという意味だ。専門家の間では「超格差を減らすために今からでも官民合同の「ワンチーム」を構成しなければならない」という声が上がっている。

16日、米国のAI開発会社であるAIPRMは、韓国が米国が2040年に到達するAI技術レベルに追いつくまでに約447年の時間が必要だと分析した。これは、韓国のAI産業関連投資が2023年レベルで長期間続くと仮定して導き出した数値だ。

このような結果が出たのは、基本的にAIに対する韓国の投資が他の国より少ない一方、自ら学習するAIの技術発展速度は常識を覆すほど速いからだ。AIPRMによると、韓国政府が最近5年間AI産業に関連し投資した予算は103億ドル(約13兆7000億ウォン)で、米国(3285億ドル)の3%に過ぎず、中国(1326億ドル)と比較しても7%に過ぎなかった。韓国政府の支出は英国(255億ドル)、インド(161億ドル)にも及ばないことが分かった。AIPRMは経済協力開発機構（OECD）と世界銀行（WB）の統計を基に分析結果を導き出したと説明した。

このような「AIクレバス」を超えるためには、結局、企業に対する強力な支援と規制緩和が必要だと専門家は口をそろえる。ジョ・ドングンギョン明大教授は「競争に負けてもニッチ市場を狙うことができた既存の産業とは異なり、AIは文字通り「勝者独占」で産業構造が再編される可能性が大きい」とし、「韓国でグーグルのような超巨大生成型AIを作り出すことができる企業が誕生するためには、グループ総帥レベルで行われる強力な投資決定と政府の支援が不可欠だ」と強調した。サムスンのような1等企業でも、しばらく低迷して投資時期を逃すと、その差を永遠に取り戻すことは難しいということだ。

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