最近、ウェイド・アリソン英国オックスフォード大学名誉教授が多核種除去設備(ALPS)でろ過した処理水を飲むことができるという発言と関連し、「希釈前の汚染水は飲料水として適していない」という公式立場を明らかにした。
2日、科学界によると、原子力研究院は前日、ホームページにこのような内容のプレスリリースを掲載した。
今回の措置は、先月24日の国会科学技術情報放送通信委員会全体会議で関連論議に対する質疑が続き、原子力研究院のチュ・ジュンギュ院長が汚染水を常時飲用してはならないというプレスリリースを出す予定だと明らかにした後、8日ぶりに出たものだ。
これに先立ち、放射線分野の世界的権威であるウェイド・アリソン英国オックスフォード大学名誉教授(82)は、韓国原子力研究院と韓国原子力学会が先月15日、ソウル鍾路区のHJビジネスセンターで「低線量放射線の影響と福島汚染水論争-恐怖が飲み込んだ科学」をテーマに開いた記者懇談会に出席した。
アリソン教授は当時の懇談会で、福島の汚染水の危険性が誇張されているとし、「今、福島の多核種除去設備(ALPS)で処理した1ℓの水が目の前にあれば、飲むことができる」と話した。
続けて「もしそのような水を1リットル飲んだとしても、計算すると放射能数値が自然的な数値に比べて80%追加で上がるだけだ」と述べ、処理水は安全だと主張した。人体内にもカリウム40など放射線源が排出する放射線量が1キロ当たり60~100ベクレル(㏃)レベルだが、汚染水中のトリチウムが与える影響もこの程度の数値だというのが彼の説明だ。
原子力研究院は、アリソン教授の発言について「研究院の立場とは無関係」と線を引いた。
その上で、原子力研究開発機構は、希釈前の汚染水のトリチウム濃度は平均62万ベクレル(㏃)/リットルで、常時飲用する飲料水には適さないと確認した。
ただ、日本の福島汚染水管理計画によると、希釈して放流する汚染水のトリチウム放射能濃度は1リットル当たり1千500㏃以下で、世界保健機関(WHO)の飲用基準である1リットル当たり1万㏃より低いと原子力研究開発機構は説明した。
これは、アリソン教授がALPSで処理した後、希釈されていない状態でも1リットル程度はすぐに飲めるという発言に対する補足説明をしたものと解釈される。
引用元記事:ttps://is.gd/4w1M0O
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以下韓国の反応
以下ネイバーからの反応です。
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