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年俸1400万ウォンで365日勤務…現代自動車の生産職「アトラス恐怖」
「定年まであと5年残っているのが、むしろ幸いと言うべきでしょうか…」
現代自動車の生産職社員A氏は、最近公開された現代自動車グループのヒューマノイドロボット「アトラス」を見て、複雑な気持ちになったという。A氏は「すでに工場内の品質検査(QC)や部品移動などで、ロボットアームや自動化機械が使われている。エンジンを所定の位置に載せたり、変速機を組み付けたりするなど、隅々まで人の手が必要な“組立工程”だけは人間にしかできないと思っていたのに、これさえ代替できるのではという不安が大きくなった」とし、「自分は運よくこのまま退職できるが、後輩たちは大変なことになると思う」と語った。
ヒューマノイドロボット、いわゆるフィジカルAI(身体を動かすAI)の“現場就職”が現実味を帯びる中、現代自動車グループ内部では微妙な緊張感が漂っている。技術革新によって生産性と収益性が高まるという産業界の期待とは裏腹に、生産職の間では“将来の仕事”を失うかもしれないという恐怖が強まっている。
現代自動車は最近、米国で開かれた「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES 2026)」でアトラスを公開し、「最優秀ロボット賞」を受賞するなど世界的な注目を集めた。産業の生産性を押し上げるという期待感から、現代自動車の株価も連日急騰している。
アトラスは、ほとんどの関節を回転させることができ、人間の作業員より可動性が高い。多くの作業を1日もかからずに習得し、体力(バッテリー)が切れそうになると自ら充電ステーションへ移動してバッテリーを交換し、作業現場へ復帰する。「24時間365日」生産ラインを稼働できるという意味だ。
現代自動車グループは、アトラスを2028年に米ジョージア州の「現代自動車グループ・メタプラント・アメリカ(HMGMA)」で、部品の分類作業などに先行投入し、その後2030年からは組立やその他の製造作業まで活用範囲を広げる計画だ。会社側は「アトラスが単純反復・高重量・高リスク作業を担当すれば、人間の作業者はより良い環境で高付加価値の仕事を担える」としているが、労働者の本音はまったく違う。現代自動車グループ傘下のある労組幹部B氏は「最近、労組事務所に『ロボット投入に反対すべきではないか』という電話もかなり来ているそうだ」と伝えた。
現代自動車は工場別の生産性を公式に公開していないが、事業報告書やサステナビリティ報告書などから車両生産量と従業員数を逆算すると、韓国工場は生産職1人当たり年間44台を生産しており、生産性は米国工場(84台)の半分程度に過ぎない。アトラスを米国工場の生産ラインに配置することを決めた以上、国内導入も後戻りできない流れに見える。
キム・グィヨン大信証券研究員は「現代自動車グループ主要上場系列会社の人件費は1人当たり1億3000万ウォン水準だが、ヒューマノイドロボットの年間維持費は1台当たり1400万ウォン水準だ」とし、「生産職の10%だけでもヒューマノイドが代替すれば、年間の損益改善効果が1兆7000億ウォンに達する。人間は8時間しか働けないが、ロボットは18時間働く。設備投資(CAPEX)やインフラ投資を除いても、損益改善効果は明確だ」と述べた。
実際、ヒューマノイドロボットは世界の自動車業界に次々と定着しつつある。テスラはパイロットテストを終え、今年「オプティマス」を工場内の単純反復作業に投入する予定だ。ドイツのBMWとメルセデス・ベンツは2024年、それぞれフィギュアAIの「フィギュア01」と、アプトロニックの「アポロ」を生産ラインに投入した。
ロボット導入による雇用不安は、自動車産業を超えて産業界全体へ広がっている。HD現代重工業・ハンファオーシャン・POSCOなどの重厚長大企業はもちろん、CJ大韓通運など物流企業までフィジカルAI導入を急いでいるからだ。当面は船舶溶接、溶鉱炉制御など高強度・危険作業を中心にロボットを投入しているが、人間の仕事を置き換えるのは時間の問題だという見方が多い。
現代自動車グループのヒューマノイドロボット「アトラス」導入により、生産職社員たちの不安が高まっている。アトラスは24時間365日稼働可能で、ほとんどの作業をこなせるため、人間の仕事を代替する可能性が高い。これにより現代自動車の株価は上昇した一方、労働者たちは将来の仕事喪失への恐怖を口にしている。労組はロボット導入自体に反対はしていないが、定年延長や新規人員補充などの課題を考慮し、導入スピードの調整を求めている。専門家はロボット導入が単純労働から革新的な働き方へ変化する機会になり得ると主張している。
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/025/0003497734?ntype=RANKING





