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「もう薬も効かないですね」…性行為でうつる“怪物赤痢菌”拡散に英国が騒然
英国で性行為を通じて感染する細菌性赤痢患者が急速に広がり、保健当局に非常事態が起きている。この細菌は感染速度が速い上、事実上治療が不可能な水準へ進化しており、緊急の対策作りが必要な状況だ。
8日、現地時間、英国デイリーメールによると、現地で同性間の性行為を媒介に細菌性赤痢が広がる事例が増え、専門家の懸念が強まっている。
通常、赤痢は赤痢菌に汚染された食べ物を食べたり、患者の便が付いた物に触れたりした時にかかる病気だ。しかし最近は、男性同性愛者と両性愛者の間で、肛門性交の過程で便物質に接触し、赤痢菌に感染するケースが増えていることが分かった。
この病気にかかると、激しい腹痛とともに、血が混じった下痢、高熱、嘔吐などの症状が現れる。一日か二日苦しんだ後に治る一般的な腸炎とは違う。1週間以上寝込むほど苦痛が激しく、患者3人に1人は4~5日間入院しなければならないほど症状が深刻だ。
きちんと治療できなければ、脱水や腸穿孔、栄養失調などにつながる。世界では毎年20万人以上がこの病気で命を落としている。
問題は、この菌をなくすために使われる抗生物質の効果が、次第に落ちている点だ。細菌が強力な薬物治療に耐える能力を持つ、いわゆる「抗生物質耐性」が深刻化しているのだ。
英国ケンブリッジ大学の研究チームが最近、国際学術誌「ランセット感染症ジャーナル」に発表した論文によると、性接触で伝播する赤痢は、他の経路でうつる場合よりも速く広がり、抗生物質耐性もより強いことが確認された。
シプロフロキサシン、アジスロマイシンなど、赤痢治療に使われる主要抗生物質にも強い抵抗力を持っていた。性病性赤痢患者10人のうち7人は、少なくとも1種類以上の抗生物質に耐性を示した。
研究を主導したケイト・ベイカー・ケンブリッジ大学遺伝学科教授は「もはや薬で治療することが事実上不可能な状況に直面している」と深刻さを伝えた。また、手洗いや食品衛生管理だけに気を使う従来の方法では、性行為で広がる赤痢を防ぐのは難しいと付け加えた。
専門家らは、お腹が痛く下痢が出た場合、単なる食中毒として軽く流さず、最近の性接触が原因ではないか疑ってみるべきだと助言している。
英国保健安全保障庁、UKHSAのハミッシュ・モハメド博士は「性行為の前後に衛生を徹底して守ることが重要であり、症状があれば直ちに検査を受けるべきだ」と強調した。
あわせて、赤痢と診断された場合、ヒト免疫不全ウイルス、HIVをはじめとする他の性感染症にも同時にさらされている可能性が高いため、総合的な性健康診断を受けるのがよいと助言した。
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/081/0003660293?ntype=RANKING
