本サイトはアフィリエイト広告を利用しています
韓国旅行を敬遠する日本人の本音は…「嫌いじゃないけど、わざわざ行く理由がない」
観光の日本片思い ①
「韓国が嫌いなわけじゃないけど、日本にも良い旅行地が多いから…わざわざ行く理由が見つからないです。」
12日、大阪で会ったニシコリさん（38歳）は、韓国旅行を敬遠する理由をこのように語った。30代以上の男性には魅力的なコンテンツが少なく、費用も中国・台湾や東南アジアと大差がないため、韓国に特別な魅力を感じないとの指摘だ。周囲でも、20〜30代女性を除けば韓国旅行を計画している人はいないとも話した。
11〜12日、マネートゥデイが日本の大阪・京都市内で出会った日本人22人のうち、17人（77％）が「費用が高い」「コンテンツが乏しい」「どれも似たような体験」といった理由で、韓国旅行の計画はないと答えた。30代以上で男性の回答者ほど、韓国旅行を好まない傾向が明確だった。一方、20代以下で女性ほど韓国への好感度が高かった。その中の4人は韓国に1回以上訪れたことがあるが、再訪の予定はないと答えた。
このような回答は、日本人が韓国旅行に抱いている認識を反映している。我が国が日本旅行に対して強い好感を持っているのとは対照的に、日本国内では韓国が他国に比べて旅行先としての人気がそれほど高くない。韓国観光公社によると、日本からの訪韓観光客は2023年に232万人、2024年には322万人だったが、対する訪日韓国人観光客は年間700〜800万人を超える水準であり、かなりの差が開いている。
主な要因はコンテンツの不足である。我が国観光の最大の強みとされるK-POPやドラマなどのコンテンツ競争力は、20〜30代女性に偏っており、40代以上の男性や家族旅行客にとって魅力的な内容が少ないという指摘がある。再訪の誘因も乏しい。訪韓日本人観光客のうち、4回以上の再訪率は47.8％で、全外国人観光客の再訪率（27.8％）よりは高いが、それでも半数に満たない。
日本人もまた、韓国旅行は「コストパフォーマンスが悪い」と指摘する。航空券は比較的安価であることを除けば、宿泊費や現地交通費、食費などのすべての費用が日本よりむしろ高いため、あえて韓国を選ぶ理由がないという声が多い。昨年、韓国を2度訪れたA氏は「トッポッキが1万ウォン、生ビールが8000ウォン、タクシー代も7万ウォンだった」とし、「親切な人も多かったが、ぼったくられたという不快な印象が今も残っている」と語った。
物価の高さも要因のひとつだ。一般的に韓国の方が日本より物価が安いという認識があるが、最近の傾向は逆だ。昨年、世界最大の物価データベース「Numbeo」の調査によると、ソウルの生活費は東京より19.4％高かった。牛肉や卵、牛乳などの食料品は日本より最大で2倍以上高く、外食費（高級レストラン基準）はソウルが7万ウォン、東京が6万1735ウォンで、1万ウォン以上の差があった。
当面はこの傾向が続くと見られる。昨年、韓国観光公社の「国別訪韓観光市場分析」によると、今後3年以内に韓国を訪れる意向があると答えた日本人は48.6％にとどまり、アジアに限定しても「韓国が最優先訪問地」と答えた人は28.9％にすぎなかった。
画一的な広報よりも、日本人が魅力を感じる「地域特化型」コンテンツを強化すべきだという声が出ている。匿名を求めた大阪のある国立大学の教授は「大阪は食べ物がおいしく、京都は衣装が美しいなど、日本は地域ごとに個性がはっきりしているが、韓国は比較的こうしたイメージが弱い」とし、「韓国芸能人に関心を持つ若者層以外の日本人にも、韓国旅行を魅力的に感じてもらえるようにすべき」と説明した。
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/008/0005192863?ntype=RANKING
