北朝鮮、近いうちに7回目の核実験の可能性＝韓国の反応

北朝鮮が近いうちに7回目の核実験に乗り出す可能性があると、米国政府が明らかにしました。

国際原子力機関も準備の兆候があると指摘しましたが、核実験が差し迫っているのではないかという懸念が高まっています。

アメリカ国務省が、北朝鮮が数日内に核実験に乗り出す可能性があると警告しました。

[ネッド·プライス/米国務省報道官]
「我々は、北朝鮮が近いうちに7回目の核実験を行う可能性があるという点について依然として憂慮しています。私たちがずっと警告してきた問題です。」

アメリカは万一の事態に対応する準備ができているとし、韓国·日本とも緊密に協力していると明らかにしました。

国際原子力機関、IAEAも、北朝鮮が咸鏡北道豊渓里（ハムギョンプクト·プンゲリ）で核実験を準備する兆候があると憂慮しました。

豊渓里核実験場の坑道の一つが再開放されたことが捉えられたとし、核実験のための準備かもしれないということです。

また、寧辺（ヨンビョン）の5メガワット原子炉が稼動し続けるなど、北朝鮮の核活動が続いていると指摘しました。

米国務省のクリトン·ブリンク東アジア太平洋次官補も今日、ワシントンDCで開かれたある討論会で、北朝鮮が挑発の頻度を高めているとし、近いうちに核実験に乗り出す可能性を憂慮しました。

[ダニエル·クリトンブリンク/米国務省東アジア太平洋次官補]
北朝鮮の安保脅威から韓国と米国、日本を防御することに絶対的な努力を傾けています。

クリトン·ブリンク次官補は、「外交的な解決策を見出すだろうという信頼は変わらない」と述べました。

北朝鮮の新型コロナウイルス感染症の状況と関連した人道的支援努力も続けると言いました。

米国政府は対話の可能性が開かれていると強調しましたが、当分の間、強対強対峙局面は避けられないものと見られます。

引用元記事:https://is.gd/Qa6PJs