日本経済の未来に対して暗い展望が続く中で、今年が日本青年層の「海外脱出」が本格化する元年になると日本政府高位官僚出身者が悲壮に警告した。
時事評論家の古賀茂明さん(67)は、朝日新聞系列時事週刊誌「週刊朝日」1月20日付の最新号に「日本大脱出! 「エクソダス元年」というタイトルのコラムを寄稿した。
経済産業省高官を務めた古賀評論家は、経済と政治、行政に対する識見をもとに、日本社会の衰退を警告し、対策を急ぐよう注文してきた。
オーストラリアの「ワーキングホリデー」申請日本人、1年間で2.4倍
高価評論家は「2022年は日本の賃金が先進国の中で格別に低いということが一般に広く知られた年だった」と診断した。 彼は「これは(むしろ)非常に良い現象」とし、「政府も企業経営者も労働者や世論の賃金引き上げ要求に真剣に対応せざるを得なくなったため」と評価した。
だが、彼は「このような動きは弱すぎて遅すぎる」と嘆いた。 「わずか年間数%水準の賃上げでは(すでに加速化している)青年層の日本離脱を止めることはできないからだ」と話した。
日本では最近、海外就職を選択する青年層が急激に増えている。 昨年12月24日付の日本経済新聞によると、2021年7月~2022年6月の1年間、オーストラリア政府に「ワーキングホリデー」ビザを申請した日本人は約4600人で前年の2.4倍に達し、このような傾向はさらに加速化している。
「日本には非正規職として働いては貯蓄などができないと考える人が多い。 一方、オーストラリアやカナダで働けば、1時間当たり2500~3000円(約2万4300ウォン~2万9200ウォン)で十分貯蓄もでき、英語も勉強できる。 普通の人なら当然海外就職を考慮してみるに値する状況なのだ」。
昨年続いた日本円の価値急落も青年層の「脱日本」の流れを加速化させている。 2020年3月、1豪ドル=64円だった円相場は、昨年10月94円まで下落した。 40%以上の下落率だ。
日本の青年層が海外に目を向けるのには、必ずしも金銭的な要因だけが作用するわけではないと高価評論家は指摘した。
今月3日付の朝日新聞には、「29歳の寿司料理人、海外で夢見る普通の生活···。「2倍以上時給にかける希望」という記事が掲載された。 この記事は日本の若者たちがカナダ、オーストラリアなどを選択する理由が単純に金銭的な問題だけでなく「(オーストラリアなどでは)業務中に対話する余裕もあり、日本より仕事がはるかに容易だ」、「日本と違い非正規職労働者に対する差別を感じることはできない」といった給与外的な要因も相当だと指摘した。
「日本に残って高齢者の扶養のために一生懸命働くのが果たして賢明なのか」
「これまでは情報技術(IT)専門家など高度な人材でなければ容易に先進国に就職することは難しかったが、最近は看護師などはもちろん運転など職種でも海外日本人求人が増えている。 低賃金にも文句なく働く日本人は、仕事をさせやすいからだろう。 雇用する側と雇用される側の利害関係が互いに合致する状況になっているのだ」。
彼は「これでは『誰もが脱日本』の時代が始まると見た方が自然だ」と嘆いた。
「低い賃金、職場内パワハラとセクハラの横行、非正規職および女性に対する差別、年金体系の崩壊憂慮、当初から日本経済に明日はないと考える若者たち。 それでも日本に残って高齢者を支えるために一生懸命働くのが果たして賢明なのか」
彼は「『日本脱出の危険』より『日本残留の危険』がはるかに大きいことは明らかだ」として「今年は本当に『エクソダス元年』になるだろう」と文を結んだ
引用元記事:https://is.gd/179FUU
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以下韓国の反応
以下ネイバーからの反応です。
1:韓国の反応
我が国の20年後の姿
2:韓国の反応
他人事ではない
我々もこれから20年間、若者1人が稼いで老人2人を食べさせなければならない、脱出だけが答えだ
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