韓国人「ポケモンのアーケードゲーム『ポケモンガーレ』にハマる子供が急増。中毒性への懸念が高まる」

「お父さん、もう一回やりたい！」

最近、子供たちの間で人気ゲームとして定着した「ポケモンガオーレ」がお金を食うカバに転落している。一戦で最大3000ウォンという少なくない料金に、ハマる人も多く、1日に数万ウォンを使うケースが数え切れないからだ。

ポケモンガオーレとは昨年8月、国内に流通したポケットモンスターを素材にしたアーケードゲームで、全北15ヶ所をはじめ全国250ヶ所余りの大型スーパー、ゲームセンターなどにこのゲーム機が設置されている。

1ゲーム1500ウォンのこのゲームは、ボタン2つを連打してポケモンと戦闘を繰り広げる方式だ。ゲームで勝利してポケモン捕獲に成功すれば、1500ウォンの追加金を払ってORコード技術を適用したプラスチック素材の「ポケモンディスク」を発給してもらえる。

19日午後訪れた全州韓屋村内のゲームセンター。ポケモンガオーレだけを扱うこのゲームセンターには平日午後にもかかわらず、ゲームを楽しもうとする大勢の人でにぎわっていた。

ある利用客はゲーム機の前に500ウォン玉がいっぱい入ったジッパーバックを置いてゲームをしており、ゲーム機から引いたディスクも山積みになっていた。

9歳の息子と一緒にゲームセンターを訪れたというパク·スンファさん（40）は「午前勤務をして家で休んでいるが、息子がゲームセンターに行こうと怒鳴って出てきた」とし「1~2週間に1回ずつゲームセンターに来るようだ。ゲームセンターに来れば10版は基本で、時によってディスクを選ばなければならないので、500ウォン玉をたくさん用意して出てくる」と話した。

ゲームセンター近隣の商人は「韓屋村だとしても普通平日にはお客さんがいないが、このゲームセンターは常にお客さんがいるようだ」とし「週末にはゲームセンターの主人が一日に2~3回ずつコイン交換機に500ウォンのコインを埋めにくる」と説明した。

このように5分程度進められるゲーム一戦にかかる費用は最大3000ウォン。問題はゲームで希望するポケモンが出てこなかった時だ。

ゲームの中のポケモンは1~5等級に分かれているが、最も珍しい5等級ポケモンを得る確率は非常に少ない。

これに人気の高い等級のポケモンを得るためにはゲーム参加回数を増やさざるを得ない構造なので、ゲームに使う費用が幾何級数的に増えることになる。

実際、この日10歳ぐらいに見える子供と一緒にここを訪れたある両親は、ゲーム機の横に立って500ウォン玉を提供し続け、小銭が足りなくなると両替機に何度も行き来したりもした。

さらに、中古取引アプリやインターネットコミュニティでは、一部の5等級ポケモンディスクが1個当たり5万ウォン以上の価格で取引されるなど、ディスクを置いて価格を駆け引きし、お金の取引を日常的に行う行動が増えているのが実情だ。
特にディスク取引にともなう詐欺も相次いでおり、小学生など年齢帯の低い幼い学生たちが被害を受けないよう利用を規制しなければならないという意見も出ている。

専門家たちは単純なゲームの中で教育が必要だと助言する。
全北青少年相談福祉センターのある心理相談家は「まだ情緒的に未成熟な子供たちがインターネット、スマートフォン、ゲームなどに無分別に露出すれば情緒発達に悪影響を及ぼす」として「特に消費欲求を刺激するこのゲームはさらに大きな副作用を引き起こす恐れがあり家庭·学校などで教育が必要だ」と助言した。

引用元記事:https://is.gd/z7reEe