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韓国人「戦争より金利が怖い」金価格が20%以上急落し、投資家を困惑させる
中東戦争が長期化する中、金価格は逆行している。安全資産の公式通りなら戦争は金価格を押し上げるはずだが、戦争がもたらした原油高とインフレの恐怖が、かえって金利引き上げの予測を煽り、金の投資魅力を削いでいる。戦争よりも金利が怖い市場になった。
9日、インベスティングドットコムによると、前日の金先物は前日比1.25%下落し、1オンスあたり4311ドルで取引された。1ヶ月前より8.9%下落。今年1月29日に記録した最高値(1オンスあたり5626.8ドル)と比較すると、23%以上も急落した数値だ。
同日、ロイター通信によると、現物金価格も1オンスあたり4319.09ドルで0.2%下落し、ニューヨーク商品取引所(NYMEX)の8月限金先物は0.5%安の4343.20ドルを記録した。5日に約3%暴落し、3月24日以来の安値を付けたのに続き、下落幅を拡大する様相だ。
国内の金価格も下落傾向から抜け出せなかった。9日午前10時現在、KRX金市場で金1gは前日比1130ウォン(0.53%)安の21万790ウォンで取引された。1年内の最高値(26万9810ウォン)と比べると21.9%下落した水準だ。韓国取引所基準で金1ドン(3.75g)の相場は79万462ウォンまで押し下げられた。
金価格を押し下げる核心的な原因は、米国の金利引き上げ予測だ。金は持っていても利子がつかない。金利が上がれば国債のように利子が付く資産に資金が集中し、金は相対的に敬遠される。
5日に発表された米国5月の雇用報告が決定打となった。3ヶ月連続で雇用が大幅に増加したことで、連邦準備制度(Fed・FRB)がさらに金利を引き上げる可能性があるという予測に力が加わった。ゴールドマン・サックスや野村ホールディングスなどの主要投資銀行(IB)も相次いで利下げ予測を撤回した。
シカゴ商品取引所(CME)のフェドウォッチ基準で、年末までの利上げ確率は75.7%となり、1ヶ月前までは優勢だった据え置き予測(75.1%)を完全に覆した。
中東戦争が金価格にとってむしろ悪材料となった点も異例だ。イスラエルがイランの軍事施設を攻撃したことで、国際原油価格は1バレルあたり3ドル以上高騰し、原油価格の上昇はすぐに物価上昇圧力につながった。物価が上がればFRBが金利を引き上げる名分が大きくなり、金利が上がれば金価格は下がる。戦争が金価格を上げるのではなく、引き下げる悪循環の連鎖が生まれたわけだ。
市場はすでに次の変数を注視している。来る10日(現地時間)に発表される米国5月の消費者物価指数(CPI)だ。ブルームバーグが集計した予測値は前年比4.3%で、4月(3.7%)を大きく上回る。現実化すれば、2023年5月以来3年ぶりに物価上昇率が4%台に回帰することになり、金利引き上げ圧力は一層強まる可能性がある。
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/011/0004629189
