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8坪に17人、懲罰房も過密…
夏を迎える刑務所に事故緊張感収容率135%…国内最悪水準
便器1つ・蛇口1つ・扇風機2台
「暑い日にケンカ防ぐ方法ない」
年間1873件事故…4年で600件増
春の花が終わり初夏の暑さが訪れた15日、京畿道・安養刑務所には緊張感が漂っていた。
保護室に収容された中年男性A氏が、2坪ほどの空間をぐるぐる回りながら「うるさい」「何してるんだ」など意味不明な言葉を叫び続けていたためだ。彼は他の収容者と生活していたが、壁に頭を打ちつける自傷行為を繰り返し分離措置された。
この日、記者は法務部主管の「収容者体験」に参加し、入所手続きを経て囚人服を着て雑居房で半日を過ごした。
国内で最も老朽化しているとされる安養刑務所では、今年も気温上昇と事故増加が比例する現象が起きていた。
精神疾患者を収容する保護室だけでなく、調査・懲罰房も飽和状態だった。
体臭を理由にいじめられたB氏は耐え切れず扉を蹴る騒ぎを起こし、調査後に懲罰房へ移された。
別の懲罰房のC氏は、金がなく生活用品を買えないことを理由に仲間外れにされ、収容者と争った。
約2300人が収容される安養刑務所では、毎日20人以上の収容者が大小の事故を起こし調査を受ける。
しかし36室ある懲罰房はすでに満室で、独房分離原則は守られていない。そのため1.25坪規模の房に2人を入れざるを得ず、事故リスクはさらに高まっている。
この日基準で65人の懲罰対象者を分離するため、一般独房まで活用しており、管理対象が散らばって看守の負担も増していた。
看守たちは、刑務所収容率が約135%に達し、給水・換気・冷暖房など施設が古く事故危険が高いと口をそろえた。
8坪の雑居房の定員は9人だが、17人が使用している。
記者が確認すると、17人が横になると空間がいっぱいになる広さだった。トイレは1つ、蛇口も1つだけだった。水圧が弱く、17人が排泄やシャワーを終えるまで半日近くかかるという。
壁掛け扇風機は2台しかなく、夏になると暑さで疲れた収容者同士が朝から争うことも多い。
別の看守は「暑くて不快指数が高いと、弱い収容者を部屋の外へ追い出そうとしていじめる。そこから争いが大きくなる」とし、「氷は提供しているが、今の施設では暑い日のケンカを防ぐ方法がない」と話した。
法務部によると、2024年に全国54か所の矯正施設で1873件の事故が発生した。2020年の1241件から4年で600件以上増えた。
特に夜間は看守1人が平均約50人の収容者を担当し、対応が難しい状況だ。
この日安養刑務所を訪れた法務部長官は「22年前の施設状態から改善されていない。看守が収容者を矯正・更生させるのは不可能な環境だ」とし、「麻薬犯や性犯罪者まで教育と治療で社会復帰できる条件づくりに努めたい」と述べた。
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/081/0003636695?ntype=RANKING


