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「携帯電話の聖地」では「Galaxy S25が無料」…7月に過去最大級の補助金戦争が始まるか
SKテレコムの営業再開目前で「補助金競争」
KT・LG U+は新規顧客獲得に全力
「携帯電話の聖地」テクノマートでは「端末代無料」
7月のサムスン折りたたみスマホ発売で競争激化の可能性
「最新機種でも端末代はかかりません。むしろお金をもらってキャリアを乗り換えてください」
22日、「携帯電話の聖地」と呼ばれるソウル九老区新道林（シンドリム）テクノマートでは、今年2月に発売されたサムスン電子のGalaxy S25が“無料”で販売されていた。出荷価格が115万5000ウォン（256GB基準）のGalaxy S25に対し、通信キャリア別の公式補助金は40万〜50万ウォン台だが、通信会社が販売手数料を大幅に増やしたことで、代理店や販売店段階で顧客獲得競争が過熱しているのだ。
USIMハッキング事件の影響で2か月間新規営業を中断していたSKテレコムが近く営業を再開する見通しで、来月にはサムスンの折りたたみスマホの新製品発売、さらに通信端末流通構造改善法（いわゆる「端末法」）の廃止も重なり、携帯電話流通市場では補助金戦争が激化している。
販売店では、KTやLG U+へ乗り換える場合、端末代が無料になるだけでなく「お釣り」までもらえると営業していた。ある販売店では、KTなら10万ウォンの料金プランを6か月間、付加サービスを3か月間維持すれば、端末代なしで最新機種に交換可能であり、LG U+では9万5000ウォンの料金プラン3か月＋3万ウォンの付加サービス3か月で、13万ウォンを逆にもらえると宣伝していた。
SKテレコムも、新規営業が中断されていない販売店に対し、Galaxy S25シリーズを月額3万3000ウォン台の低価格プランで契約した顧客を獲得すると88万ウォンの販売手数料を支給したとされる。これはGalaxy S25発売以降、最大規模であり、2014年の端末法施行以降、最新スマホに対する補助金としても最大級の水準だ。
別の販売店の社員は「通信キャリアが最後の公示支援金を投下している状況」とし、「来月、サムスンがGalaxy Z FoldとFlip 7を発売する予定なので、それまでの間、Galaxy S25シリーズに対する支援金が最も高く設定される時期だ」と強調した。これにより消費者の間では、「今が携帯を買う最適な時期」という声も上がっている。
さらに、過熱競争を抑えるために追加補助金の上限を設けてきた端末法が来月22日に廃止されると、顧客獲得のための通信キャリア間の補助金競争はさらに激しくなる可能性がある。ただし、全体の携帯電話加入者数が限られているため、過去のような過度な赤字競争にはつながらないだろうという分析もある。通信会社の関係者は「3社のうちどこか1社が攻撃的なマーケティングを始めれば、他社も防御のために追随せざるを得ない構図になる」とし、「AIなどへの投資が増加している状況では、どの会社も赤字競争は望んでいない」と述べた。
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/081/0003551367?ntype=RANKING
