日本が来年から使用される小学校の教科書から朝鮮人徴兵の箇所を削除し、「韓国が独島を不法占拠している」という歪曲された事実を記述しておきながら、韓国政府の抗議を受け入れることができないという態度を明らかにし、物議を醸している。
ユン・ソクヨル大統領が強制徴用被害者補償の解決策を先に出し、日韓関係改善の手を差し伸べたが、日本が独島領有権主張と過去史の歪曲でこのような努力に水を差している。大統領府は、日本の独島領有権主張などに対して政府レベルで断固として対応し、日韓関係改善の流れに変数が生じないようにするという立場だ。5月の主要7カ国(G7)首脳会議以降に予想される岸田文雄首相の訪韓まで、強制徴用被害者に対する謝罪と被害者賠償訴訟の当事者である日本被告企業の貢献など、日本の「誠意ある対応措置」が出るべきだという立場でもある。しかし、過去史歪曲などの悪材料が続けば、国内世論を説得するのがより難しくなる可能性があるという懸念も出ている。
招致された日公使、むしろ「韓国の指摘は正しくない」。
日本のNHK放送は前日、韓国外交部に招致された駐韓日本大使館の熊谷直樹総括公使が「竹島(独島)は歴史的事実に照らしても、国際法上も明らかな日本固有の領土」と反論したと報じた。朝鮮人徴用工の強制性を曖昧にしたという批判に対しても、熊谷公使は「(韓国側の指摘は)正しくない」と述べたという。
大統領府関係者は「未来志向的な日韓関係のためにも、日本は無理な主張を控えるべきだ」とし、「韓国の主権と領土に関しては一歩も譲歩することはできない」と述べた。政府関係者も「独島に関する日本の主張は、地位の高低を問わず、政府が絶対に容認しないだろう」と述べた。
しかし、政府内では、日本が日韓首脳会談が行われてから2週間も経たないうちにこのような内容の教科書検定を承認したことと関連し、やや困惑している様子だ。情報筋は「強制徴用や独島と関連し、今回日本の立場が柔軟になることを期待したわけではない」としながらも、「予想よりトーンが強くなって残念なのは事実」と伝えた。その上で、「日本側には突破口を作ろうとする韓国政府の努力にもっと反応してほしいという趣旨で外交ルートを通じてメッセージを伝えた」と付け加えた。ある外交筋は「日韓関係改善のために韓国政府が最初に背負った負担を考えると、日本のこのような姿は非常に利己的な態度だ」と批判した。
日本メディア「尹大統領、「汚染水、韓国国民の理解を求める」発言
このような中、共同通信は、尹大統領が訪日中の17日、菅義偉元首相をはじめとする日韓議員連盟所属の日本の国会議員と会談した席で、福島第1原発の汚染水の海洋放出について「時間がかかっても韓国国民の理解を求める」と述べたと報じた。ユン大統領はこの席で日本側に汚染水関連の説明も改めて要求したという。理解を求める」という言葉は、日本語では「理解を要請する」という意味も含まれており、大統領が韓国国民を説得するという意味で解釈することができる。
共に民主党と基本所得党のヨン・ヘイン議員など野党はこの日、「日帝強制動員屈辱解消法及び屈服的な日韓首脳会談の真相究明のための国政調査要求書」を国会に提出した。李在明(イ・ジェミョン)民主党代表はこの日、「(政府が)日本に肝臓、胆嚢をすべて渡し、後頭部まで殴られたようなものだ」と強く批判した。
引用元記事:ttps://is.gd/w4pmJ3
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以下韓国の反応
以下ネイバーからの反応です。
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