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面接に行った娘が消えた…怪しいワンルームを“ピンポイント”で突き止めた「この機器」の正体
面接に行くと言っていた娘が連絡不能のまま、縁もゆかりもない慶尚北道・永川のワンルームにいるとしたら、親はどんな気持ちになるだろう。下手をすれば凶悪犯罪につながりかねなかった緊迫の状況で、警察が新たに導入した先端装備が“解決役”となった。現場警察のアイデアで作られた「112精密探索機」だ。
25日、大邱に住む夫婦は強い不安に襲われた。前日、「釜山へ面接に行く」と言っていた30代の娘Aさんが、普段と違って電話には一切出ず、まるで誰かに強要されているかのような短い「単答型のSMS」だけを送ってきたからだ。
娘が危険な状況にあると判断した両親は警察に通報した。大邱警察庁が位置追跡を行ったところ、Aさんの携帯電話の基地局信号は釜山ではなく、慶尚北道・永川のワンルーム密集地域として表示された。両親はAさんが誘拐されたのだと思い、恐怖に陥った。大邱警察庁から事件の引き継ぎを受けた永川警察署は、直ちに現場へ出動した。
現場は数百世帯が密集しており、基地局信号だけではAさんが正確にどこにいるのか特定できない状況だった。捜索が難航しかけたところで、永川警察署・東部地区隊巡察3チームの警察官たちが「112精密探索機」を投入した。
112精密探索機は、2021年に現場警察のアイデアをもとに研究・開発された携帯型のWi-Fi送信機だ。Wi-Fi信号の強度によって、捜索対象にどれだけ近いかを把握できる。2023年に全国6つの警察署で試験運用し、2024年から段階的に全国の警察署へ配備された。永川警察署は昨年11月にこの装備を導入した。
捜索に出た警察官たちは、Aさんの携帯電話の基地局位置情報をもとに建物を1つずつ回った。永川署の犯罪予防対応課の関係者は「ワンルーム街を捜索しているうちに、ある建物で強い信号がつかまり、Aさんがこの建物にいると見て階ごとの捜索を始めた」と伝えた。
建物内のある部屋の前で、112精密探索機の信号強度が「7」まで上がった。「10」が最高値の装備がこの数値を示す場合、捜索対象者が約3メートル前後の至近距離にいることを意味する。ワンルーム街の数百の部屋の中から、ただ1か所を正確に指し示した瞬間だった。警察は直ちにその部屋に入り、Aさんを発見することができた。
幸いAさんが犯罪被害に遭っていたわけではなかったが、心理的に混乱した状態だった。現場の警察官たちはAさんを説得し、両親のもとへ戻れるようにした。
警察はこのように捜索活動と犯罪予防に大きく役立つ112精密探索機を現場で積極的に活用するため、教育を行っている。事件現場と似た環境を作り、実際に走り回って練習する「実戦型の現場機動訓練(FTX)」を随時実施する、といった形だ。
警察関係者は「基地局捜索には明確な限界があるが、精密探索機は見えない電波を可視化して正確な位置を示す決定的な役割を果たす」とし、「今後も科学捜査・科学治安の力量を強化し、市民が安心して暮らせる環境づくりに最善を尽くす」と述べた。
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/025/0003499851?ntype=RANKING


