韓国経済の一翼を担う輸出が6ヵ月連続でマイナスを記録している。輸出より輸入が多いことを意味する貿易赤字が13ヵ月連続で続いている。このような13ヶ月連続の貿易赤字は、外国為替危機直前の1995年1月から1997年5月まで以来のことだ。
1日、産業通商資源部が発表した「2023年3月の輸出入動向」によると、3月の輸出額は昨年3月より13.5%減の551億3000万ドルを記録した。3月の輸入額は昨年3月より6.4%減の597億5000万ドルと集計された。
輸出額は昨年10月から先月まで6ヵ月連続で前年同期比で減少した。輸出が月次ベースで6ヵ月連続で減少したのは、新型コロナウイルス感染拡大初期の2020年3～8月以来初めてだ。
輸出減少の背景には、昨年3月の輸出が過去最高の実績(638億ドル)を記録したことによる基礎効果があると分析される。産業部は、輸出規模の面では昨年9月(572億ドル)以降、6ヵ月ぶりに550億ドル台を回復したと説明した。
しかし、輸出減少の内容は良くない。グローバル景気減速の流れが続く中、韓国経済の最大の主力品目である半導体の輸出が悪化しているからだ。
今年3月の半導体輸出額(86億ドル)は、製品価格の急落などの影響で1年ぶりに34.5%も急減し、8ヵ月連続で下降線をたどった。
輸入額は昨年3月より原油(-6.1%)とガス(-25.0%)などのエネルギー輸入額が11.1%減少し、減少した。産業部は、エネルギー以外にも半導体や鉄鋼などの原・副資材の輸入額も減少傾向を示したと説明した。
輸出が輸入より大きな幅で減少し、貿易収支は46億2000万ドルの赤字を記録した。昨年3月から13ヶ月連続でマイナスとなった。
ただ、貿易赤字の幅は今年1月(-127億ドル)と2月(-53億ドル)に続き、徐々に改善している。これはエネルギーの輸入額が価格下落などの影響によるものとみられる。
引用元記事:ttps://is.gd/TvgV1X
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