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最近数年間続いている「高物価・高為替・高金利」の「3高現象」が外食の物価に直撃弾を与え、外食費の上昇が止まらない状況です。特に昨年の外食消費者物価指数は3年連続で3%以上の上昇を記録し、消費者の経済的負担をさらに増大させています。
外食費の上昇状況
統計庁の国家統計ポータルによると、2023年の外食消費者物価指数は121.01で、前年と比べて3.1%上昇しました。上昇率は2022年(6.0%)より緩やかでしたが、全体消費者物価指数の上昇率(2.3%)を上回り、安定的な上昇傾向が続いています。外食物価指数は2022年7.7%、2023年6.0%と3年連続で3%以上の上昇を記録し、2012年以降12年間、全体消費者物価指数を上回る傾向を維持しています。外食メニューごとの価格上昇率
2023年の外食メニュー別価格上昇率を見ると、次のような結果が出ています:弁当:5.9%
トッポッキ:5.8%
ハンバーガー:5.4%
キンパ(海苔巻き):5.3%
この他、カルグクス(韓国式手打ち麺)やチキン(各4.8%)、冷麺(4.2%)、フォー(4.1%)など、庶民に人気のメニューが大幅に値上がりしました。これにより、低価格の便利食として選ばれるコンビニの弁当(4.9%)や三角キンパ(3.7%)も価格上昇を免れませんでした。特に、職場での昼食として人気のある社員食堂の価格は前年比6.9%上昇し、2001年の統計開始以来の最高値を記録しました。この影響で「コストパフォーマンスがどんどん悪くなっている」という不満が広がっています。
ランチフレーションの原因
ランチ価格の上昇の背景には、主要食材の価格上昇があります。2023年、農産物・畜産物・水産物の価格は前年比5.9%上昇し、全体消費者物価指数の上昇率の約2倍に達しました。特に果物(16.9%)や野菜(8.1%)の価格急騰が外食費の上昇に影響を及ぼしました。一方で、畜産物は0.7%の上昇にとどまり、安定傾向を見せています。このように、庶民の食卓にも影響を与える外食費の高騰が、今後の家計にさらなる負担をもたらす可能性が高まっています。
引用元記事:ttps://theqoo.net/hot/3571263122?page=5