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ただでさえ白牛乳を買わないのに輸入品まで…居場所を失うK牛乳
国産牛乳が安い輸入牛乳に押され、徐々に居場所を失っている。しかし牛乳を加工して販売する乳業界は、原乳クォータ制度により酪農家から依然として莫大な飲用乳を買わなければならないとして負担を訴えている。「余剰牛乳」による乳業界の損失が結局、消費者価格の引き上げにつながり、コスパの低いK牛乳は市場でさらに敬遠されかねないという懸念が出ている。
31日、酪農振興会によると、昨年の1人当たり白牛乳消費量は22.9kgで、前年比9.5%減少した。これは40年余りで最も低い水準だ。低出生と1人世帯の増加、代替飲料の拡散などが影響したものと分析される。牛乳そのものより、チーズ・ヨーグルト・アイスクリームなど加工乳製品をより求める形へ消費トレンドも変わった。
通常、需要が減れば価格が下がるように思えるが、国産牛乳はそうではない。国際相場に比べても高い水準だ。価格比較サイトのグローバル・プロダクト・プライス・ドットコムによると、今年1月基準で韓国の牛乳1Lあたりの価格は3.42ドルで、調査対象国78か国のうち3番目に高かった。米国は3.04ドルで4位、中国は2.06ドルで25位、韓国と比較されることが多い日本は1.82ドルで29位にとどまった。ポーランドは0.9ドルで75位だった。
国産牛乳が高い理由は、まず原乳、牛乳原料の生産費自体が高いためだ。酪農先進国は大規模に放牧して牛を育てるが、韓国は酪農家1戸あたりの飼育頭数が少なく、「規模の経済」がうまく作動しない。さらに乳牛飼料の輸入依存度が高く、為替レート・国際穀物価格変動の影響も多く受ける。酪農業界は流通マージン率も日本などに比べて高いと主張する。
問題は、自由貿易協定、FTAにより国産牛乳の価格競争力がさらに弱まるという点だ。今年1月の米国産に続き、7月からは欧州産牛乳が無関税で国内に流入する。輸入牛乳の約90%を占めるポーランド産ロングライフ牛乳は、1Lあたり1300~1500ウォン、卸売価格基準で、すでに国産の半分水準だ。カフェ・ベーカリーなどを中心に輸入牛乳需要が増える理由だ。関税庁によると、昨年のロングライフ牛乳輸入量は5万1000tで、2016年、1214tに比べ42倍に増加した。
今や国産牛乳の硬直した価格決定構造を改善すべきだという指摘が出ている。2002年に導入された原乳クォータ制度により、乳業体は酪農家と事前に協議した割当量分の原乳を基本価格で買わなければならない。この物量は2年間維持される。酪農振興会が6月から原乳物量と用途別配分構造調整を議論し、その結果が2027~2028年の運営基準に反映される仕組みだ。原乳基本価格は前年の生産費が±4%変動した時、酪農家と乳業体が交渉を通じて決定するが、今年は議論対象ではない。
農食品部によると、現在の年間原乳クォータ量は205万t。このうち消費者が飲む飲用乳用原乳使用量は160万t水準だ。余った分はチーズ・粉ミルクなど乳加工品を作るのに使われる加工乳用原乳として活用するか、廃棄しなければならない実情だ。ある乳業界関係者は「原乳を市乳、白牛乳として消化するのが最もマージンが高いが、その市場は縮小し続けている」とし、「需要に合わせて弾力的に原乳を購入できるよう規制を緩和すべきだ」と話した。
それでも2023年の用途別差等価格制施行により、加工乳の基本価格は飲用乳より低く設定することが可能になった。農食品部関係者は「消費パターンの変化に伴い、原乳クォータ量のうち加工乳の比重を徐々に拡大しなければならないため、加工原乳支援事業予算を430億ウォンからさらに増やす案を検討している」と述べた。
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/025/0003526882?ntype=RANKING

