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「『男は無料・女は1000ウォン』銭湯のタオル料金は性差別」 人権委、行政指導を勧告
銭湯で女性客にだけ入場料以外にタオル料金を別途徴収したのは性差別だという国家人権委員会の判断が出た。
人権委は、男性には入場料9000ウォンでタオル2枚を無料提供しながら、女性にはタオルレンタル料1000ウォンを追加で取ったある銭湯の差別的慣行を、行政指導するよう管轄地域の市長に7月に勧告したと2日明らかにした。
人権委によると、以前この銭湯「Aスパランド」を訪れたB氏は、女性客は男性客と同じ入場料を払っているのに別途のタオルレンタル料を取られるのは性差別だと申し立てた。
Aスパランド側は、女性サウナのタオル回収率が著しく低いため再注文や追加費用がかかり、この慣行が生まれたと主張した。また市庁の勧告に従い、女性サウナにタオルを提供しないことを料金表に明記しており、同じ市内の6カ所以上のサウナでも女性には有料でタオルを提供していると説明した。
この地域の銭湯を管理監督するC市庁は、公衆衛生管理法に価格決定の規定がないため男性だけに無料でタオルを提供しても制裁できないとしつつ、ただし客がタオル提供の有無を事前に分かるよう料金表に明記するよう措置したと述べた。
しかし人権委差別是正委員会は「タオルの紛失や汚損は利用者個々の行為によるものなので、特定の性別全体に不利な条件を一律に適用するのは性別固定観念に基づく一般化の恐れがある」と判断した。
差別是正委員会はさらに「タオル紛失や追加使用による費用問題は返却システムを強化したり、追加使用時に個別で料金を徴収する方式で解決できる」とし、C市内の銭湯36カ所のうち25カ所は同じ料金でタオルを提供していると指摘した。
このため人権委は7月2日、AスパランドがあるC市の市長に、性差別的な料金徴収を是正するよう行政指導を勧告した。
人権委は「国家は私的領域で発生する差別についても防止し是正する責務がある」とし、「自治体が関連法上、価格設定に直接的な是正権限がないからといって性差別的な料金を放置してはならない」と強調した。
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/081/0003570948?ntype=RANKING
