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「ご利益がある」と信じてモーテルで性行為…大運を授けるという『貴人』の正体
「貴人と交われば(性行為をすれば)大運が開ける」という占い師の言葉を信じ、40代男性と関係を持ち、さらに4200万ウォン以上を渡してしまった女性が後になって詐欺被害を訴えた。調べてみると「貴人」と「占い師(ボサル)」は同一人物であり、1人2役を演じた詐欺劇だった。
占い師に騙され、性行為と金銭被害を受けたという女性Aさん。AさんがJTBC『事件班長』に公開したカカオトークのメッセージは疑わしいながらも巧妙だった。弁護士の分析によると、最近は自営業者がSNSに顔や連絡先、職種を公開しているため、それを基に詐欺師が接触した可能性が高いという。
占い師は「あなたは96番目の顧客だ。生年月日を送れば簡単に占ってあげる。これは才能寄付の一環だ」と接触。実際にAさんの職業や母親の病気を言い当て、不安な心を揺さぶった。当時、事業が難しく精神的に疲れていた状況だった。
占い師は「貴人に会わなければ財運・恋愛運・健康運が開けない。そうでなければ大きな事故で病院に運ばれ、母親の葬儀をすることになる」と脅した。そして「貴人の気を受けるには性交、つまり性行為をしなければならない」と要求した。
Aさんは不安にかられ、ついに宿泊施設で貴人と会った。40代の離婚男性というその「貴人」は「占い師に言われて来た。仕事をしていたが呼ばれて仕方なく来た」と戸惑う様子を見せた。彼もまた被害者のように振る舞ったが、Aさんは関係を持ってしまった。
その後、占い師は「貴人があなたを友達と思い、ロト当選を祈ってくれた。お金を預ければ価値が上がる」と言い、月最大500万ウォンを預けるよう勧めた。Aさんは借金までして金を用意し、祭祀費用、ろうそく代、母の治療費名目などで総額4260万ウォンを渡した。
不審に思い返金を求めると、占い師は「決められた場所に置いておく」とし、商店のタイヤの上に50万ウォンを置くと伝えた。しかし現場に現れたのは他でもない「貴人」だった。CCTVにはその男がタイヤの上に金を置く姿が映っていた。
Aさんは「占い師が女性のプロフィール写真を使い、自分を“お姉さん”と呼んでいたので疑わなかった。後になって占い師と貴人が同一人物だと知った」と語った。
警察はAさんの被害申告を受け、捜査に着手した。警察関係者は「他地域でも同じ手口の被害報告が入っている。貴人の身元は把握したが、占い師と同一人物かどうかは捜査中だ」と述べた。
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/081/0003574420?ntype=RANKING
