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「22歳の男性、K-POP拡散で公開銃殺…♡も禁止」 脱北者の衝撃証言
北朝鮮では韓国ドラマやK-POPを拡散すると公開処刑され、外部文化の流入を防ぐために絵文字までも統制しているという主張が出た。
国連人権事務所ソウル事務所は25日、中区グローバルセンターで「被害者および証人の視点から見た過去10年間の朝鮮民主主義人民共和国の人権状況」と題したイベントを開き、金正恩国務委員長の政権下で脱北した人々の証言を公開した。
脱北者のキム・イルヒョク氏は「私の知っている22歳の男性は、韓国ドラマ3本とK-POPの曲約70曲を広めた罪で公開銃殺された」と主張した。さらに「3か月に2回くらい公開処刑があり、あるときは一度に12人を殺すこともあった」と語った。
北朝鮮は2020年12月、韓国の映像物を拡散すれば死刑、視聴者にも最長15年の懲役刑を科す内容の「反動思想文化排撃法」を制定した。
ある女性脱北者は「2015年から携帯電話の検閲が本格化した」とし、「私より年上の人を“オッパ”と登録していたら、青年同盟の組織員などが“○○同志”とするように指摘してきた。名前の後にハートの絵文字を付けるのも禁止だった」と語った。
彼女は「昔は韓国ドラマを見たり音楽を聞いて現場で見つかっても、300〜400ドルを払えば静かに処理されていたが、最近では処罰を免れるために要求される金額がはるかに高くなった」として、「私も韓国ドラマが好きだったから、このままだと銃殺されるかもしれないという不安の中で暮らしていた」と打ち明けた。
コロナ19が流行していた時期には、餓死する人が続出していたという証言もあった。
キム・イルヒョク氏は当時、「病気で死んだ人よりも、餓死した人の方が圧倒的に多かった」と述べ、「食料や工業製品の価格が高騰し、凶悪犯罪が横行した」と語った。
匿名を希望した20代の女性脱北者は「コロナ前までは市場で“コッチェビ”(※ストリートチルドレン)を見ることはほとんどなかったが、コロナ後は親を失い路上に出る子どもたちが急増した」と証言した。
他の脱北者は「生活がますます苦しくなり、女性たちは出産を恐れて子どもを産まないという風潮が広がった」として、「すると2023年からは離婚時に1年の懲役刑を科すという法律が発表された」と述べた。
統一研究院が発行した「北朝鮮人権白書2024」によると、北朝鮮では女性が離婚や中絶を選択した場合、労働矯正施設に送られるという脱北者の証言が複数集められている。
一方、国連人権事務所は約400人の脱北者と面談を行い、これらの証言は今年9月に開催される第60回人権理事会にて、北朝鮮人権調査委員会(COI)による後続報告書として提出される予定である。
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/025/0003450818?ntype=RANKING

