本サイトはアフィリエイト広告を利用しています
「目を開けたらアラーム5分前」 それ、病気かもしれません
アラームを設定した時間より早く目が覚めたり、アラームを設定しない週末でも早朝に目が覚めてしまう現象が繰り返される場合、「甲状腺機能亢進症(hyperthyroidism)」を疑ってみる必要があるという専門家の助言が出てきました。
ソウル大学病院の医学情報によると、甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、甲状腺中毒症を引き起こす状態で、主な原因は「バセドウ病(Graves病)」です。これは免疫系が誤って甲状腺を刺激し、過剰なホルモンを分泌させる病気です。
22日(現地時間)、英国デイリーメールは、現地の内分泌内科専門医ガウラブ・アガワル博士とのインタビューを引用し、「アラームが鳴る前に目覚めるのは、致命的な心臓病につながる恐れのある危険なホルモン疾患の兆候かもしれない」と報じました。
アガワル博士は「早く目が覚めるのは、しばしば甲状腺機能亢進症のサインとして現れる。過剰なホルモンが神経系を刺激するからだ」と述べ、「これを放置すると、髪が細くなり、目が乾き、首が腫れ、不安感や予想外の体重減少などの症状が現れることがある」と指摘しました。
さらに「最も懸念されるのは、骨が弱くなったり、心拍が不規則になったりする、生命を脅かす合併症である心不全につながる可能性があることだ」と強調しました。
「イギリスでは比較的このような症状は一般的だが、多くの人がその初期の兆候を見逃している」とし、「この病気は主に20〜40代に多く、男性より女性によりよく見られる」とも説明しました。
また「特に妊婦がこのような症状を示す場合、早産や流産のリスクが高まるため、速やかに医師の診察と治療を受ける必要がある」とも述べました。
英国の睡眠関連非営利団体「ザ・スリープ・チャリティ」の副代表であり、睡眠専門家のリサ・アティス氏も「甲状腺の過活動はストレス反応のバランスを崩し、早朝覚醒や不安感を引き起こすことがある」と語っています。
治療法としては、抗甲状腺薬を使用した薬物療法が一般的です。薬以外にも、甲状腺を切除する手術や、放射性同位元素による破壊治療などもあります
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/021/0002711828?ntype=RANKING
