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「ご飯・パン・パスタも冷ました後に温め直せば太らない」
再加熱中に“レジスタントスターチ”が生成され血糖値の急上昇を抑制
満腹感アップ・便秘予防・大腸がんリスクの軽減効果
ご飯やパン、パスタなどの炭水化物も、調理後に冷ましてから再加熱することで血糖値の急上昇を抑え、腸の健康を改善する食べ物になるというアドバイスが出た。
12日(現地時間)、アメリカの経済紙『フォーチュン』の健康専門サイト「フォーチュンウェル」は、ジョンズ・ホプキンス大学医学部の研究者の言葉を引用し、「ご飯やパン、パスタ、ジャガイモなどの炭水化物を調理して冷ました後に再加熱する過程で生成される“レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)”が、血糖値の急上昇を防ぎ、腸内の善玉菌のエサになることが分かった」と報じた。
研究チームは「レジスタントスターチは小腸では消化されず、大腸で発酵される炭水化物であり、食物繊維が発酵することでプレバイオティクスとして働き、腸内の善玉菌の栄養源になる」と説明した。また、「一般的にはブドウ糖に分解されるでんぷんと違い、レジスタントスターチは小腸で消化されないため、血糖値を上げない」と述べた。
さらに、レジスタントスターチは満腹感の増加、便秘の治療および予防、コレステロールの低下、大腸がんのリスク軽減などの利点もあると研究チームは分析した。レジスタントスターチはゆっくりと発酵するため、他の食物繊維に比べてガスの発生も少ないとされている。
レジスタントスターチを得るには、炭水化物を調理した後に冷ます工程が必要だ。
ジョンズ・ホプキンス大学の研究者たちは「ご飯、ジャガイモ、豆、パスタは前日にゆでて冷蔵庫に入れ、一晩冷ましておくのが良い」とし、「食べる前に再加熱しても、レジスタントスターチの量は減らない」と助言した。
2015年に発表されたある研究によると、調理後に一晩冷まして再加熱した白ご飯は、炊きたての白ご飯よりもレジスタントスターチの含有量が約3倍多いことが分かった。
「フォーチュンウェル」は、「調理後に冷ました後で再加熱する調理法は、玄米、オート麦、大麦、豆、全粒粉パスタなど、元々血糖指数の低い炭水化物にも適用でき、より効果的だ」と付け加えた。
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/021/0002710187?ntype=RANKING











