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「世宗 行政首都 完成を」…民主3候補、スウィングボーター「忠清の民心」争奪戦
イ・ジェミョン「任期中に議事堂と執務室を建設」
キム・ギョンス「行政首都を完全に移転」
キム・ドンヨン「大田を科学都市、忠南を海洋観光都市に」
共に民主党の大統領選予備選候補たちは、19日に忠北・清州で行われる初の合同演説会と地域巡回選挙を控え、17日、一斉に「忠清の民心」獲得競争に乗り出した。特にキム・ギョンス前慶尚南道知事、キム・ドンヨン京畿道知事に続き、イ・ジェミョン前代表もこの日、「任期中に大統領の世宗執務室を建設する」と公約し、世宗市への行政首都移転が予備選最大の争点になるとみられる。
イ前代表はこの日、忠清向けの公約を発表し「国会世宗議事堂と大統領世宗執務室を任期中に建設する」とし、「国会本院と大統領執務室の世宗市への完全移転も社会的合意を経て推進する」と述べた。イ前代表はこの日、大田市にある国防科学研究所(ADD)を訪問した後、記者団との会見でも「行政首都完成は国家均衡発展という原則のもと、持続的に進めなければならない課題」とし、「任期中に国会世宗議事堂と大統領世宗執務室の建設を進める計画」と語った。
ただし、首都移転は憲法改正を要する事案であるため、まずは現行法に基づいて推進し、その後、国民の同意と社会的合意を導く方針だ。イ前代表は予備選の討論過程でも行政首都移転およびこれに伴う憲法改正に関する立場を明らかにするとみられる。
イ前代表が初の地域公約と日程として忠清を選んだのは、忠清が歴代の主要選挙ごとに結果を左右する地域とされているためだ。イ前代表の陣営関係者は「忠清は2022年の大統領選では国民の力を、昨年の総選挙では民主党に票を投じた地域」とし、「毎回選挙で選択が変わるため、今回も力を入れざるを得ない」と語った。
忠北・陰城出身のキム知事も、初の地域日程として1泊2日の忠清訪問を選択した。キム知事もこの日、忠清圏向けの公約として「(大統領に)当選すれば、翌日には世宗市で大統領の業務と執務を開始できるようにする」とし、「大法院、大検察庁など司法機関を清州に移転することも計画している」と述べた。このほか、大田を先端科学研究開発都市に、忠南を海洋観光都市に、忠北をグリーンバイオ都市にし、忠清圏の超広域交通網を構築するという構想も明らかにした。
先立ってキム前知事も世宗市で大統領選出馬を宣言し、行政首都の世宗市移転を公約した。「親盧(ノ・ムヒョン)」の後継者とされるキム前知事は、出馬宣言文の中で盧武鉉政権の均衡発展政策を強調した。キム前知事はこの日、京畿道高陽市で環境に優しい都市として知られるスウェーデンのマルメ市長と会い、カーボンニュートラルに関する懇談会を行うなど政策活動を続けた。その後、記者団との会見で原発政策について「原発縮小のスピードを調整する必要がある」との立場を示した。
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/020/0003629118?ntype=RANKING
