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「サッカーに専念」ファン・ウィジョ、選手生活を続行…上告放棄で執行猶予確定
ファン・ウィジョ・検察ともに上告放棄…執行猶予2年
実刑は免れ…所属チームと2年再契約
不法撮影の容疑で2審から懲役刑の執行猶予を言い渡されたサッカー選手ファン・ウィジョ(33・アランヤスポル)の刑が確定した。実刑を免れたことで、ファン・ウィジョは選手生活を続けられることになった。
12日、法曹界によると、ファン氏と検察の双方が上告期限である前日までに上告状を提出しなかった。刑事裁判で判決を再び受けるには、宣告日から7日以内に控訴または上告をしなければならない。
先立って4日、ソウル中央地裁刑事控訴1-3部(部長判事 チョ・ジョンレ、チン・ヒョンジ、アン・ヒギル)は、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラ等利用撮影)の容疑で起訴されたファン氏に、1審と同様に懲役1年・執行猶予2年を言い渡した。
裁判部は「被害者は甚大な精神的苦痛を受けた」「拡散行為は他人によって行われたが、被告人の撮影行為を前提としており、撮影物の内容が性的羞恥心を引き起こす点を考慮すると、被告人に対する非難の可能性は高い」と量刑理由を説明した。
さらに「被告人は被害者から許しを得られておらず、捜査段階で犯行を否認し、マスコミに立場を表明する過程で被害者に関する情報の一部をほのめかす内容を言及した」とし、「敏感な刑事事件で被害者に配慮できなかった行為は不利な量刑要素」と指摘した。
ファン氏は2022年6〜9月、4回にわたり相手の同意なく性行為を撮影した容疑で昨年7月に起訴された。
ファン氏が不法に撮影した映像は昨年6月、ファン氏の義姉イ某氏がSNSでファン氏の元恋人を装い流布したことで存在が明らかになった。ファン氏はイ氏を恐喝などの容疑で警察に告訴したが、捜査過程でファン氏の不法撮影の事実が判明した。
イ氏は懲役3年が確定し服役中である。
ファン氏は判決後に声明を出し「大きな傷を負われた被害者の方に心から申し訳ない」「ただサッカーに専念し、サッカーファンの皆さんと私を応援してくださった全ての方々の信頼を回復できるよう最善を尽くす」と述べた。
執行猶予が確定したことで、ファン氏はサッカー選手として活動を続けられることになった。現在トルコ・シュペルリーグのアランヤスポルでプレーしているファン氏は、昨年6月に契約が満了したが、1審で拘束を免れ所属チームと2年間の再契約を結んだ。
2020年前後にはサッカー韓国代表の看板ストライカーとして活躍し、2022年FIFAカタールW杯に出場したファン氏だが、被疑者に転じて以降は代表選出から外れている。
Kリーグへの復帰も難しい見込みだ。大韓サッカー協会の選手登録規定によると、禁錮以上の刑を言い渡され執行猶予期間中の選手は選手登録が不可能だからである。
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/081/0003574261?ntype=RANKING

