本サイトはアフィリエイト広告を利用しています
50歳になったら「離婚しよう」が増加…ソウルはますます“ひとりで暮らす”
ソウルの家族の姿が急速に変化している。結婚は遅くなり、離婚は50代以降の「黄昏離婚」が増え、平均離婚年齢が初めて50代に入った。
1人世帯は全体の40%に迫り、最も一般的な形となった。高齢者世帯も30%を超えた。一方、乳幼児のいる世帯は8年で40%以上減少するなど、少子化の流れはいっそう鮮明になっている。
ソウル市は15日、統計庁の国勢調査・人口動向調査など国家承認統計を分析した「ソウル市民の結婚と家族形態の変化」を発表した。
発表によると、昨年のソウルの婚姻件数は4万2471件で、前年より16.9%増え2年連続の増加となった。コロナ禍で急減していた婚姻が持ち直した格好だ。ただし初婚の平均年齢は男性34.3歳、女性32.4歳と過去より高くなった。国際結婚は4006件で、全体の9.4%を占めた。
離婚件数は減ったが年齢層は上がった。昨年の平均離婚年齢は男性51.9歳、女性49.4歳で、2000年より10年以上上昇。特に60歳以上の「黄昏離婚」は2000年の3%台から昨年は25%へ急増した。
世帯形態も変わった。ソウルの1人世帯は約166万世帯(39.9%)で最も一般的な形に。2人世帯は26.2%、4人世帯は12.3%。かつては若年層中心だった1人世帯が、いまは30~40代や60代以上へと広がっている。
高齢者世帯は126万世帯(30.2%)で初めて30%を突破。反対に乳幼児のいる世帯は2016年の35万余りから昨年は20万余りへ減少。同期間の乳幼児数も44万人から24万人へと、ほぼ半減した。
また、多文化世帯は7万8000世帯を超え、血縁・婚姻で結ばれていない友人・同僚と住居を共有する「非親族世帯」も2016年の6万余りから昨年は12万余りへ、ほぼ2倍に増えた。
ソウル市は「家族構造と価値観が急速に変化している」とし、「孤立・孤独の予防、若者の住居安定、子育てしやすい環境づくりなど、誰も取り残さない政策を進める」と述べた。
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/081/0003574830?ntype=RANKING
