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女子高生を刺した後にニヤリと笑った…「順天の殺人鬼」パク・デソンの最期
道で初めて見た10代の女子高生を追いかけて凶器で殺害した「順天女子高生殺害事件」の犯人パク・デソン(31)が無期懲役となった。大法院(最高裁)第3部(主審 イ・フング大法官)は9日、殺人・殺人予備容疑で起訴されたパク被告の上告審でこの刑を確定した。
パク被告は昨年9月26日午前0時44分ごろ、全羅南道順天市チョリェ洞の路上でAさん(17)を約800メートル追いかけ、凶器で何度も刺して殺害した容疑で起訴された。Aさんは体の不自由な父親のために薬を買いに出かけていたところ、犠牲となった。またパク被告はAさん殺害直後、近隣の居酒屋やカラオケ店を訪れ、再び殺人を行おうとした殺人予備の容疑もかけられた。
その後もパク被告は泥酔状態で街を徘徊し、通行人と口論になった末に通報を受けて出動した警察に逮捕された。捜査過程で、Aさんを殺害した後に笑みを浮かべながら歩く姿が防犯カメラに映り報道され、大きな公憤を買った。警察は犯行の残忍さと国民の知る権利などを考慮し、捜査段階でパク被告の身元と顔写真を公開した。
今年1月の1審は無期懲役を宣告した。「パク被告は市民が日常的に行き交う路上で面識のないAさんを特別な理由もなく殺害し、さらに別の殺人を準備した。ひとり娘であり、社会に初めて踏み出そうとしていたAさんは、夢を広げることもできぬまま若くして無惨に命を奪われた」と述べた。
パク被告は「酒に酔って心身耗弱状態だった」として控訴したが、2審もこれを退け、無期懲役を維持した。裁判部は「無差別犯罪は予期せぬ状況で誰もが被害者となり得るため、社会の安全を著しく脅かす。厳重な刑事責任を問うべきだ」とした。
パク被告は「刑が重すぎる」として再び上告したが、大法院も「犯行の動機・手段と結果、犯行後の状況など様々な量刑条件を考慮すると、原審が無期懲役を維持したのは不当とは言えない」とし、上告を棄却して刑を確定した。
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/025/0003467761?ntype=RANKING
