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「本当に日本旅行キャンセルすべきなのか」…すでに死者まで発生した“日本の猛暑”どうする?
日本全域に異例の早い猛暑が襲来し、少なくとも4人が熱中症で死亡した中で、当局は国民に対して特別な注意を呼びかけている。
20日(現地時間)、香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、日本気象庁は過去3日間、全国のほとんどの地域に熱中症警報を発令した。これは17日から始まった急激な気温上昇によるもので、6月中旬としては非常に異例のことだ。気象庁によると、20日には山梨県甲府市で平年より10度高い38.2度を記録し、群馬県は37.7度、静岡県は37.6度まで上がった。
日本を代表する観光地である東京と大阪もそれぞれ34.8度、33.4度を記録した。気象庁は全国547の観測所で気温が30度を超えたとし、猛暑は週末まで続くと伝えた。
熱中症で亡くなった4人はいずれも高齢者で、そのうち群馬県の野原で倒れた状態で発見された96歳の女性も含まれている。AFP通信は、東京だけで熱中症の症状で治療を受けた人が17日には169人、18日には57人だったと報じた。
気象庁は、屋外活動の際には十分な水分をとり、日陰を見つけて、無理な運動を避けるよう勧告した。また、高齢の隣人と連絡を取り合い、安否を確認するよう呼びかけた。
東京大学気候システム研究センターの今田ユキコ教授は「現在の猛暑は明らかに異例の現象だ」と述べた。教授は「観測史上初めて6月中旬に150カ所以上の地域で35度を超えた」とし、「梅雨の時期にもかかわらず季節性の降雨前線が消えたのも異例だ」と付け加えた。
今田教授は猛暑の原因のひとつとして、平年より早く拡大した太平洋高気圧を挙げた。この高気圧は通常、7~8月に日本全域に影響を与えて高温を引き起こすが、今年は例外的に6月から広がったという。
こうした異常高温現象は地球温暖化とも関連がある。ユキコ教授は「地球温暖化が全体的な気温上昇の背景になっているのは確かだ」とし、「過去2年間の記録的な猛暑は、日本沿岸の海洋熱波とも関係しており、現在、原因分析の研究が進行中だ」と述べた。続けて「3カ月予報の数値は懸念されるもので、今年の気温が平年より高くなる可能性が高い」と付け加えた。
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/011/0004499723?ntype=RANKING
