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ヌード写真を拡散した悪質ヤミ金業者「元本まで全額返還」初の判決
年利4000%を超える利息を課し、返済が遅れるとヌード体写真を拡散した違法金融業者に対し、「元本と利息の全額を返還せよ」との判決が下された。違法金融において利息だけでなく元本まで全額返還を命じたのは今回が初めてである。
金融監督院は、先月29日に光州地裁で、超高金利の利息を搾取し、ヌード体写真を使った性搾取的な取り立て行為を行った違法金融業者に対して、「受け取った元利金(元本と利息を合わせた金額)を全額返還せよ」という判決が下されたと、2日に明らかにした。
金監院によると、違法金融業者らは合計15回にわたって510万ウォンを借りたAさんに、最大年利4171%を適用し、元利金890万ウォンの返済を要求したという。彼らはAさんの返済が遅れると、担保として預かっていたナ体写真を知人にばらまき、他の知人たちにも拡散すると脅したとされる。
Aさんは昨年5月、金監院などの支援を受けて、違法金融業者らに対し計1090万ウォンを請求した。すでに支払った元利金の返還請求890万ウォンと、ナ体写真の拡散や脅迫といった違法行為に対する損害賠償請求200万ウォンである。裁判所はAさんの請求通りに元利金返還と損害賠償の請求をすべて認めた。
違法金融に対して、利息だけでなく元本まで全額返還を命じた判決は初めてだ。これまでは法定金利を超える利息だけが無効とされていた。金監院は今回の判決の意義について、「反社会的な違法貸付契約の場合、被害者は奪われた利息だけでなく元本まで返還を受けられる判決だ」と説明した。
ただし、今回の判決はAさんの主張に対して被告が争わず、事実上の自白とみなして下されたものである。金監院は「今後、同様の訴訟で加害者が争った場合でも、今回と同様の判決が出るよう最善を尽くす」と述べた。
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/020/0003638906?ntype=RANKING
