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火災で人を救ったのに「修理費800万ウォン払え」
6世帯、計800万ウォンの修理費…世帯主らが消防署に損害賠償請求
世帯主死亡で住宅火災保険の処理不可、消防署が責任を負うことに
行政賠償保険も「支給不可」、予算は1000万ウォンのみ
火災が発生したビラ(低層マンション)で人命捜索をしていた際、消防士が強制的に玄関を開けて破損させたことに対し、世帯主らが損害賠償を求め、光州北部消防署が賠償金を負担せざるを得ない状況になった。
23日、光州北部消防署によると、1月11日午前2時52分ごろ、光州北区新安洞の4階建てビラの2階で火災が発生した。
現場に出動した消防隊は消火作業を進めながら、同時に人命救助を行った。建物内は真っ黒な煙で満ちており、消防士たちは2階と3階の各世帯のドアを叩き、中にいた住民5人を避難させた。
さらに、深夜の時間帯で住民が熟睡して逃げ遅れたり、煙を吸い込んで動けなくなった可能性も考慮し、追加の人命捜索を実施。応答がなかった6世帯の玄関を強制開錠し、ドアロックと玄関ドアが破損した。修理費は合計約800万ウォンに上ると見込まれる。
世帯主らが玄関を壊した消防署に損害賠償を要求し、消防署が賠償責任を負うことになった。
通常、消防士が火災鎮圧の過程で財産損失が発生した場合、火災が発生した住宅の家主が加入する火災保険で補償される。しかし、今回のケースでは家主が火災で死亡したため、消防署が賠償責任を負うことになった。また、消防当局が加入している行政賠償責任保険会社も「保険処理は不可能」との立場を示し、数百万ウォン規模の賠償金を自力で工面する必要がある。
こうしたケースに備え、光州市消防本部は独自の予算1000万ウォンを確保しているが、今回の賠償金が800万ウォンに達するため、今後の類似事例に備えるためにも全額を今回の賠償に投入することは難しいという立場だ。
北部消防署の関係者は「法律相談を受けたが、行政賠償責任保険会社から保険金の支給は難しいとの意見を受けた」とし、「消防本部の独自予算を活用するなど、さまざまな補償方法を模索している」と述べた。
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/021/0002692125?ntype=RANKING










