日本の福島原発の汚染水排出が予告され、不安感が高まっている中、政府は連日、国内の水産物は安全だと言っている。政府がこのように断言する理由は何だろうか。
25日、政府などの説明を総合すると、福島の汚染水が放流されたとしても、国内海域に数年後に太平洋を経由して希釈されて入ってくるため、影響は微々たるものであり、当然、水産物も影響を受けにくい。
韓国海洋科学技術院（KIOST）と韓国原子力研究院（KAERI）が2月に発表した汚染水拡散シミュレーションによると、福島沖に放出されたトリチウムは4～5年後から韓国の海に流れ込み、10年後には0.001Bq/㎥内外に達する。
0.001㏃/㎥は現在の国内海域の平均重水素濃度172㏃/㎥の10万分の1水準で、現在の分析機器では検出されにくい程度の濃度だ。
トリチウムは多核種除去設備(ALPS)で浄化してもろ過されず、問題となる核種だ。
福島汚染水関連汎省庁タスクフォース(TF)の技術検討委員長であるホ・ギュンヨン慶煕大原子力工学科教授は聯合ニュースとの電話で「どんな理由であれ、放射性物質が海洋に追加されれば海洋生物も影響を受けるのは事実」とし、「しかし、汚染水排出で海洋放射能レベルが有意に変化しないと思われるため、海洋生物も何らかの影響を受けるとは考えにくい」と明らかにした。
続けて「結局、汚染水の影響が昆布、海苔などどのような水産物でも大きくないという意味だ」と説明した。
先の内容はさておき、最近買い占め論議が起きた天日塩をはじめ、乾燥過程を経る水産物の場合、三重水素が影響を与えることはできないというのが専門家の説明だ。
イ・ドクファン西江大学化学科名誉教授は「人々が心配するトリチウムは化学的に水の形で存在する。水と分離できない」とし、「天日塩のように海水の蒸発過程を経れば、トリチウムも同様に蒸発してしまう」と話した。引用元記事:ttps://is.gd/XNv58H
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