日本の海底8336mで深海魚が撮影され、最も深い海中で発見された魚として記録された。
2日(現地時間)、BBC-ウエスタンオーストラリア大学(UWA)などによると、アラン・ジェイミソンUWA教授の研究チームは、日本南部の伊豆・小笠原海溝の海底8336mで小魚類の一種であるシュードリパリス・ベリエビ(Pseudoliparis belyaevi)が泳ぐシーンをカメラに収めた。
既存の記録は2017年にマリアナ海溝の深さ8178mで発見された深海魚で、今回はそれより約158m深いところで深海魚が撮影されたものだ。研究チームは当該深海魚を捕獲することはできなかったが、8022mの深さで別の標本2匹を確保することに成功した。この深さから魚を捕獲したのも今回が初めてだ。以前の記録は2008年の7703mだ。
カワハギの種類は300種以上。主に浅い水中に生息し、河口でもよく観察される。その中には、北極や南極など冷たい海や非常に深い海に適応して生息するものもある。
水深8000mに達すると圧力は海面の800倍レベルに達する。コムチのゼリー状の体は、このような条件下で生き残るのに有利だ。他の魚と違ってヒレがないのも、深海での生存に役立っている。餌として超小型の甲殻類を吸うコムチにとって、海溝は狩猟にも適している。
研究チームは、今回発見されたコンチが魚が生存できる最大深度に近づいたか、あるいはすでに到達したと見ている。ジェイミソン教授は「この記録がもし破られたとしても、わずか数m程度の差に過ぎないだろう」とBBCに明らかにした。
また、研究チームは伊豆・小笠原海域の暖かい水温が今回の発見につながったと分析した。ジェイミソン教授は、「私たちは最も深いところに住む魚がここにいると思っていたし、それがイサキだろうとも予想していた」と語った。また、「マリアナ海溝のような場所で海底8000mを回遊するコマイの数はどんどん減っているが、日本周辺ではかなり数が多い」と説明した。
ジェイミソン教授はミンデル-UWA深海研究センターの設立者だ。今回の研究は東京海洋大学の研究陣との協業で昨年9月から行われた。彼は「私たちは深海コムチ研究で15年以上を過ごした。深海コムチには単純な深さ以上のものがあるが、彼らが生きることができる最大深さは本当に驚異的だ」と明らかにした。彼は「人々が'私たちは深海について何も知らない'と私に言うとき、イライラする。私たちは知っている。状況は本当に急速に変化している」と語った。
引用元記事:ttps://is.gd/XojJMH
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