竹島ＥＥＺの韓国調査船「韓国が岸田首相の顔に泥を塗る…」日本の与党幹部激憤＝韓国の反応

日本政府が17日、「韓国が竹島（日本が独島を呼ぶ名称）南側の韓国側排他的経済水域（EEZ）で海洋調査を実施した」と強く反発した中、極右性向の与党自民党幹部が「韓国が岸田文雄首相の顔に泥を塗った」と批判した。

日本政府報道官の松野博一官房長官はこの日、記者会見を通じて「韓国の国営企業が竹島南側の日本EEZ内で海洋調査を実施した」とし「該当水域で海上保安庁巡視船が適切な措置を取った」と明らかにした。続いて「韓国側船舶が日本EEZで調査活動をしたのであれば容認できないという意思を外交経路を通じて韓国側に伝えた」と付け加えた。

先立ってNHKなどは日本外務省を引用して9~12日、韓国国営企業の依頼を受けたノルウェー船籍海洋調査船がケーブルを水中で引きながら航行していることを日本海上保安庁巡視船が確認し措置を取ったと報道した。

林芳正外相もこの日、参議院委員会に出席し「海上保安庁が韓国側調査船に対して注意喚起などの措置を取った」と明らかにした。これに対して相当数の議員は「今回のことが韓国の新政権発足時期に行われた」とし、自国政府に強硬対応を促した。

これと関連して、佐藤正久自民党外交部会長は党内会議で「（韓国の挑発は）岸田文雄首相の顔に容赦なく泥を塗ったと言っても過言ではない」と非難した。

そして、韓国側の海洋調査船航行が林外相が尹錫烈（ユン·ソクヨル）大統領就任式に出席するため訪韓した時に発生した点と、外務省が同事案を先制的に公開しなかった点を問題視し、「二度とこのようなことがないようにしなければならず、再び発生した場合には強硬に対応せよ」と外務省に要求した。

佐藤外交部会長は自衛隊出身の極右強硬派で、安倍晋三政権の時に外務副大臣を務めた人物だ。彼は先立って韓国がユン大統領就任式に岸田総理の参加を要請したことに対して「岸田総理の参加はありえない」として反対世論を主導した。岸田首相の就任式への出席は、韓日関係と関連し、「韓国に誤ったメッセージを与えかねない」と主張した。

引用元記事:https://bit.ly/3Li3cli