日本「韓国からの入国時、陰性であれば隔離なし」…韓日往来再開＝韓国の反応

日本政府が17日から、韓国から日本に入国した場合、新型コロナウイルス防疫規則上適用してきた「3日隔離措置」を解除することを決定。ユン·ソクヨル政権が発足してちょうど1週間ぶりの隔離免除発表だ。韓国政府は先月1日からワクチン接種完了者の場合、日本を含め全世界から入国時の隔離措置を免除している。韓日両国間の観光ビザ復元議論が進行中である中、往来時に負担になった隔離障壁がひとまず消えることになった。

日本外務省は16日、新型コロナウイルス感染症の対応政策と関連して、「17日0時」から韓国を隔離免除国に分類すると発表した。韓国が隔離免除国になったことにより、残りの隔離対象グループはエジプト、パキスタン、ブルガリア、南アフリカ共和国、ラオス、ロシアの6カ国だけだ。

これまでは、韓国から日本に入国する際、3次までワクチン接種完了者や未完了者も同様に入国3日目になる日に、新型コロナウイルス感染症の検査を通じて陰性と確認された場合、隔離が解除された。 3次までの接種完了者は日本現地の自宅で待機でき、接種未完了者は検疫所指定施設で待機していたのが違いだった。

韓国政府の隔離（7日）免除対象は、ワクチン接種後14日経過後180日以内に入国する場合か、ワクチン3次接種を完了した場合だ。先月から日本など全世界を対象に施行中だ。

日本政府の隔離免除措置の発表は、韓日両国間の交流·往来を再開しようという考えの下で出たものと分析される。今月9日、林外相と朴振（パク·ジン）外交部長官との晩餐会、尹錫烈（ユン·ソクヨル）大統領が先月末に当選者として派遣した韓日政策協議団の活動などを通じて、韓日両国間の交流再開に対する肯定的な雰囲気が造成されてきた。最近、韓国の新型コロナウイルス感染症の感染者が急減したうえ、円安で観光客誘引要因が大きくなったのも日本政府の判断基準として作用したものと見られる。

新型コロナウイルス感染症の拡散で中断された「金浦~羽田路線」も今月中に再開される見通しだ。 11日、尹錫烈（ユン·ソクヨル）大統領は日韓議員連盟（韓日議員連盟の日本側組織）額賀福士郎会長らと接見した席で、今月中にソウルと東京を結ぶ金浦~羽田路線が再開されるようにすると明らかにした。

また、交流往来復元の最後の段階といえる観光目的の訪問、観光ビザ免除措置も両国間の議論が進められている。強力な入国規制措置で国内外の経済界から新鎖国措置という批判を受けてきた岸田首相は5日、英国訪問当時、「他の主要7カ国(G7)水準に入国制限を緩和する」と明らかにし、外国人入国規制の変化を予告した。このため、韓日両国間の観光目的の訪問、観光ビザ免除復元措置も速度を上げるものとみられる。

引用元記事:https://bit.ly/3NfuGsZ