国際通貨基金(IMF)が来年の韓国の経済成長率見通しを2.4%から2.2%に下方修正した。今年の見通しは従来の1.4%を維持した一方、日本の今年の成長率見通しは2.0%で、韓国より0.6ポイント(p)高くなると予想された。
IMF、来年の韓国経済成長率見通しを0.2%ポイント引き下げ
10日、企画財政部によると、IMFは同日午後に発表した世界経済見通しで、韓国の来年実質国内総生産(GDP)成長率が2.2%を記録すると予測した。これは今年7月に提示した予測値である2.4%より0.2%ポイント低い数値だ。来年の世界経済成長率の見通しを0.1%p下げた(3.0%→2.9%)よりも韓国の下落幅が大きかった。
IMFの見通しは韓国銀行・アジア開発銀行(ADB)の見通しと同じで、経済協力開発機構(OECD)の見通し(2.1%)より若干高い。政府の予測値(2.4%)より低い。
来年の韓国の成長率見通しがやや下がったにもかかわらず、先進国の平均よりは高い。先進国に分類される国々の来年の成長率見通しの平均は1.4%で、韓国より0.8%ポイントほど低い。米国(1.5%)やユーロ圏(1.2%)、日本(1.0%)など主要国も韓国より低い成長率が予想された。
今年の韓国の経済成長率の見通し値は従来と同じ1.4%に維持された。IMFは昨年7月と10月、今年1月-4月-7月まで5回連続で韓国の成長率見通しを下げたが、今回、従来の見通しを維持した。今年の世界経済成長率も前回と同じ3.0%と予想した。
国別では、米国(1.8%→2.1%)とフランス(0.8%→1.0%)、英国(0.4%→0.5%)などの見通しが上方修正された。中国(5.2%→5.0%)、イタリア(1.1%→0.7%)、ドイツ(-0.3%→0.5%)などは見通しが下方修正された。
日本、今年2.0%台の成長、政府「新型コロナウイルス感染症の景気回復が遅れて現れる
目立つのは日本の成長率だ。日本の今年の経済成長率は1.4%から2.0%で0.6%ポイントも上方修正された。このままでは、韓国は外国為替危機以降、初めて日本より低い経済成長率を記録することになる。
このような逆転現象について、政府は、新型コロナウイルス感染症で大きく経済が後退した日本が遅れて景気を回復したことで現れた現象と分析している。政府関係者は「新型コロナ以前である2019年の経済規模を100と仮定すると、今年の韓国経済は107.6だが、日本は100.1に過ぎない」と説明した。
IMFは、コロナ19の終息と米国・スイス発の金融不安の早期解消で上半期は安定的な成長が見られたが、中国の景気低迷と製造業の低迷が続き、成長が徐々に鈍化していると診断した。
物価に関しては、高金利基調と国際原材料価格の下落により安定傾向を示しているが、高い基礎物価のため、物価安定目標の達成にはかなりの時間がかかると予想した。
IMFは、安易な金融緩和を避け、物価上昇率の下落傾向が明確になるまで緊縮基조를維持すべきだとアドバイスした。 また、税収拡充などを通じて財政健全性を確保し、中長期的に構造改革・規制改善を通じて経済生産性を向上させるべきだと強調した。
引用元記事:ttps://is.gd/FLIUZ5
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