中国「韓国は重要なパートナー」＝韓国の反応

バイデン大統領の韓国と日本訪問に中国は不満を表しました。

新しい危険を作るなということです。

韓国は重要な隣人だと強調し、また中国とロシアが属している新興経済国の集まりをさらに拡大しようと提案し、米国牽制に腐心しています。

北京のチョ·ソンウォン特派員です。

[レポート]

中国が連日、米国主導のインド。太平洋経済協力体を牽制している中、今回は習近平主席が直接乗り出しました。

新興5カ国の集まり、いわゆる「ブリックス」外相会談のあいさつで、「冷戦的思考と集団的対立を排撃しよう」と米国を狙いました。

[中国官営CCTV報道:「習近平主席は他国の安全を犠牲にして自国の安全を追求すれば新しい矛盾と危険を招くだけだ」と強調しました。

それと共に、ブリックスの拡大も提案しました。

中国やロシア、インドなど既存の5カ国の加盟国に開発途上国の参加を増やし、勢力を拡大しようという意味です。

バイデン大統領の韓日歴訪期間、インド·太平洋経済協力体発足とクアッド首脳会議開催を自国の安保とサプライチェーンに対する脅威と見て牽制に乗り出したのです。

[ワン·ウォンビン/中国外交部報道官:「(米国は)地域国家とアジア太平洋協力を議論する際、密かに分裂と対抗の策略を図らないでください。」]

日中外相会談では歴史から教訓を得るよう日本を追い詰めた中国が、韓国に対しては国交正常化以後、貿易と投資規模が大きく増えたとし、切り離せない協力パートナー、重要な隣人だと褒め称えました。

[スウェッティング/中国商務省報道官:「(韓中)双方の共同努力により両国の経済貿易関係は急速に発展し、互いに重要な経済貿易パートナーとなりました。」

中国が米国の対中牽制行動に対する非難の水位を高めると同時に、対応方式も模索しています。

韓中協力を強調したのは韓。米同盟を牽制するためだという評価が出ている理由です。

引用元記事:https://bit.ly/3LyDUPY